蒜山ツアーデスク活動報告

  ~西村ガイドの活動報告~


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2018年04月29日   大山古道をご案内・・・
ツアーデスクのツアーは大山神門から延助までは車を使ってのご案内。郷原集落の石の大鳥居・・なぜこんな鳥居があるのかなどの解説しながら・・延助では天神様の祠の秘密も・・茅部神社にも参詣して前半は2時間弱です。延助から鳥取県境の横枕台地までは歩いて・・3時間強の予定です。山道を行くと道標がいくつか、「大山みち」の標柱はいくらかはあります。今年は新しい道ができていました・・情報は知っていたのですが、自分自身が願ったことなので改めて。 三平山と山焼きをした斜面の眺めがなんとも新鮮です。早くも収穫可能のワラビやテンプラの材料になる山菜も説明しながら、ゲット!このあと大山古道を自力でチャレンジの中高年のご夫婦と出会いました。大山古道を行ったがこの先が不安なので引き返します・・とのこと。ガイドなしでは厳しいのはわかっていたので、納得はしましたが、もったいないので「サクラソウの自生地も見られますよ。」と提案してバイバイ・・。 風が吹き渡る丘陵の平原を行きます・・鳩ケ原は見事な景観です。 なぜ現在の国道とは道が違うのか・・など謎解きもしながらご案内。野中の地蔵さんで涼しい風を受けながら昼食をすませ、牧草地を吹き抜ける風が牧草を揺らしながら吹き渡っていく景色を眺め、このあとは踏み跡がわかりにくい鳥取大の演習林の中を行きます。 大失態・・・30分ほどのロス・・ご夫婦には申し訳ないことに、去年某クラブさんも迷ったかと思われるところで、私も判断ミス・・。新しい地道ができており、川上地蔵の手前でちょっとした勘違い・・引き返しました。冷や汗ものでしたが、無事に枯れてしまった大王松に出会えました。枯れてもいまだにこの雄姿・・他の木々とは比べられません。最後に下蚊屋を見下ろし、身近に迫る大山を眺めることができました。 せっかくのことなので、コースにはないサクラソウ自生地もご案内。 まあ自生地だけに咲いているところは数か所ありますが、保全の難しさもお話して、6時間のツアーを終了しました。それにしても30分のロスが余計でした・・謝罪しながらちゃっかりリバートレッキングやスノーシューのご案内も・・。「今日はガイドさんがいたからこそ、深く知ることができ、いろんな体験ができた」と喜んでいただけてホッと・・。



2018年01月14日   蒜山山麓での初ツアー
今朝は積雪20cmほど・・除雪しないとお出かけできません・・昨日一昨日の最低気温は氷点下10度前後・・日中も気温が上がらず氷点下・・真冬日が続きました。でも今日はいいお天気でした。蒜山の白銀の世界からの遠望は・・上蒜山登山道・・五合目付近は雪崩の危険性がありますよ・・ 鳥取県境はブナの木もしっかり雪が付いているのが見て取れます。西を見れば大山、烏ケ山・・こんなお天気ですから、今日は登山者も多かったかと・・でも、深い雪で早朝の方はさぞかし大変だったかと・・そういう蒜山もここニ、三日の大雪で新雪ばかり・・ 積雪は60~70cmになっています。休暇村のキッズスノーパークは大賑わいでした。 で、昨日の営業活動の成果・・今日の午後に依頼がありました。ありがたいことです。しかし、覚悟はしていたものの、スノーシューを履いても相当な沈み込み写真の通り、一歩一歩膝まで沈み込みます お客様はお二人・・決して先頭には立たせることはできません。ということは・・ガイドがラッセルするしかありません・・「まあ絶対行かないような所を案内してもらった」とのご感想・・まさかこんな小川を渡るとは考えなかったかと・・
スノーシューでしか行けないところをあちこち・・幸い、雪がやんで動き出した動物たちの足跡がいくつも・・大変なツアーでお疲れだったかと思いますがビューポイントを含め、滅多にできない体験をしていただきました。久しぶりに大変なラッセルを私も体験し、初心に帰りました。普段はもっと快適なスノーシュー体験ができます。2時間のショートコースなので遊びが少なかったのが心残り・・ またぜひお越しいただけたらと・・思っています